文献

J-GLOBAL ID：201702224686378262   整理番号：17A1052775

再生可能エネルギーを利用した資源化処理-FGV付垂直軸型風車性能と浮体構造型電源の提案

著者 (2件)： 金子憲一 (大阪府大) ,  PARK Choong Sik (大阪産技研)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 52  号： 5  ページ： 585-589,ii  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,再生可能エネルギーのなかで,低風速域から強風での発電が可能な垂直軸型風車が注目を集めている。また,海岸漂着ゴミのなかで発泡スチロール資源化について,減容化と脱塩を同時処理する資源化処理が注目されており,この処理に必要な電気量を垂直軸型風力発電装置で発電し,それを蓄電池に充電して資源化処理の電源に充当させる技術が開発されている。本報告では,発電効率の向上を目的とした強風・突風時においても,風車を停止させず発電を可能とする過回転防止機構(FGV)の研究,および垂直軸型風力発電ならびに充電システムに関する研究等について紹介した。FGV付垂軸風車を一部改良した結果,複数設置した場合,強風時においてもDC鉛バッテリーに充電することで,資源化処理に十分活用できること,洋上風車をセミサブ浮体構造に複数基設置することで安定性を向上できることが分かった。

シソーラス用語： *再生エネルギー ,  風力発電 ,  風車 ,  海岸 ,  *発泡スチロール ,  *減容 ,  *脱塩 ,  電源装置 ,  安定性
準シソーラス用語： *資源化 ,  *垂直軸型風力発電 ,  蓄電池 ,  発電効率 ,  *漂着ごみ ,  浮体構造物 ,  洋上風力発電

分類 (2件)： 風力発電  (NB03120Q) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 再生可能エネルギー ,  資源化 ,  風車 ,  浮体 ,  提案