抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内の水道インフラは,高度経済成長期に急速に整備されたため,耐用年数の到来による本格的な更新時期を迎えつつある。そのため,更新等の維持管理コストの大幅な増加が予想されている。維持管理コストの低減には,水道インフラを極力長期間使用するための長寿命化計画や更新の計画的実施が必須であり,水道事業者はこれらの事業計画と普段の資産管理業務を結び付けて実施することが課題となっている。解決策として,厚生労働省は水道事業者向けにアセットマネジメントの導入検討を支援するために,“水道事業におけるアセットマネジメント(資産管理)に関する手引き”を策定し,その中で実践に必要な構成要素と実践サイクルを規定した。これを踏まえて,水道事業者は,アセットマネジメントの導入検討を始めている。三菱電機はこれまでに開発・運用保守を行ってきた社会インフラ管理事業者向け台帳管理システム基盤“DiaPassage”をベースに,厚生労働省アセットマネジメントの手引きの概念を取り入れて,水道事業者の資産管理業務を支援するアセットマネジメントシステムを開発した。(著者抄録)