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J-GLOBAL ID:201702224760582480   整理番号:17A1905720

グルーオン融合からの重いニュートリノ

Heavy neutrinos from gluon fusion
著者 (3件):
資料名:
巻: 96  号: 5,Pt.B  ページ: 055042.1-055042.10  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの標準模型(SM)拡張の重要な予言である重いニュートリノ(N)は,コライダー実験で最も探査されている対象物の一つである。これに関連して,グルーオン融合(GF)機構gg→Z*/h*→Nνlは,CERN LHCでは現象論的に重要でないという根拠を再考した。GFは,オフシェルZ*/h*ボソンを通じて起こり,形式的には,中性カレントDrell-Yan(DY)過程に対してO(α2s)補正である一方,DYおよびベクトルボソン融合(VBF)チャンネルをコライダーエネルギー√(s)≧30~40TeVでは凌ぐことが知られている。しかし,14TeVでは,GFはDYより数因子小さい。これらの結論は,主要次(LO)精度でのGFが全断面積のよい評価であることに依存している。しかしながら,LOでは,SM Higgsボソン,重いスカラー,および擬スカラーに対するGFレートは非常に過少評価されている。この点に鑑みて,GFにおける重いニュートリノ生成に対するソフトグルーオン補正の影響を調べた。しきい値対数補正を次次次主要次対数補正(N3LO)まで再和を取り,したがって,インクルーシブ断面積に対する主要な寄与を次次主要次(N2LO)まで捉えた。mN>150GeVとコライダーエネルギー√(s)=7~100TeVに対して,ボルンレートに対する補正は,+160%から+260%に達することを示した。√(s)=14TeVでは,再和チャンネルは,広く主要であると信じられていた荷電カレントDY過程にほぼ同程度になり,√(s)≧20~25TeVではそれを越えることがわかった。この結果は,Nの正確な性質/混合に独立で,他の低スケールシーソーに対しても一般に成立する。この発見は,他のエキゾティックレプトン,および,特にZ*寄与は擬スカラーの寄与に同様に帰するので,破れた軸性カレントに対しても成立することが予想される。
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分類 (2件):
分類
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ハドロンによって引き起されるその他の反応  ,  強い相互作用の模型 
タイトルに関連する用語 (3件):
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