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J-GLOBAL ID：201702224841428958   整理番号：17A0340474

高温変形したNi-30Feオーステナイトモデル合金における静的軟化

Static Softening in a Ni-30Fe Austenitic Model Alloy After Hot Deformation: Microstructure and Texture Evolution

著者 (5件)： BELADI Hossein (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  CIZEK Pavel (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  TAYLOR Adam S. (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  ROHRER Gregory S. (Carnegie Mellon Univ., PA) ,  HODGSON Peter D. (Deakin Univ., VIC, AUS)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 2  ページ： 855-867  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静的再結晶(SRX)は加工熱処理における回復プロセスであるが,変態のある鋼では理解が遅れている。低炭素鋼に施す熱間加工と同様のプロセスをNi-30Feオーステナイトモデル合金に施して組織観察と集合組織測定を行った。加工変形を施すと,大部分の結晶粒ではマイクロバンド(MB)が自己遮蔽的に配列する。MBの特性は粒の方位に依存し,MB配列に蓄積されるエネルギーはTaylor因子の値とつじつまが合っている。MBは加工後の焼鈍によって僅かしか変化せず安定で,転位消滅は限定的である。SRXの体積率はオフセット流れ応力法で見積もった軟化率の値とほぼ一致する。SRXの集合組織は比較的弱いが焼鈍しても残る。SRXの温度によってコインシデンスサイト格子(CSL)粒界の性格が大きく変わることはない。

シソーラス用語： *再結晶 ,  *ニッケル合金 ,  鉄含有合金 ,  *再結晶集合組織 ,  オーステナイト ,  高温変形 ,  加工熱処理 ,  変形組織 ,  結晶粒界 ,  コインシデンス格子 ,  *軟化 ,  焼なまし ,  特性 ,  結晶構造
準シソーラス用語： *静的再結晶 ,  変形帯 ,  粒界性格

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  熱処理技術  (WC03020T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高温変形 ,  Ni ,  オーステナイト ,  モデル ,  合金 ,  軟化