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J-GLOBAL ID:201702224853402962   整理番号:17A0793433

P糖蛋白質阻害はヒト乳癌細胞プロテアソーム阻害剤に感受性にする【Powered by NICT】

P-Glycoprotein Inhibition Sensitizes Human Breast Cancer Cells to Proteasome Inhibitors
著者 (9件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 1239-1248  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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造血器腫瘍の治療に有効な薬剤であるが,FDAに承認されたプロテアソーム阻害剤ボルテゾミブとカルフィルゾミブはトリプルネガティブ乳癌(TNBC)を含む固形腫瘍における限られた有効性を有していた。化学療法は特異的治療標的の不在のためにT NBC処置に対し唯一の選択肢である。新しいTNBC治療戦略の開発が必要されている。は,P-糖蛋白質(P gp)阻害はT NBC細胞を感作するプロテアソーム阻害剤にできるかどうかを検討した。,P-gp阻害剤,ベラパミルは,プロテアソーム阻害剤MG132,ボルテゾミブ,またはカルフィルゾミブと併用した場合,TNBC MDA-MB-231細胞における細胞毒性効果とアポトーシスは増強され,各処理単独と比較した。さらに,ベラパミルの添加はMDA-MB-231細胞のMG132,ボルテゾミブ,またはカルフィルゾミブのプロテアソーム阻害特性を改善し,ユビキチン化蛋白質の蓄積増加およびIκBαとp27~kip1のようなプロテアソーム基質により示された。さらに,他のP-gp阻害剤,ニカルジピンは,ボルテゾミブまたはカルフィルゾミブと組み合わせると,MDA-MB-231細胞増殖の阻害増強が観察された。これらの知見は,P-gp阻害剤はT NBC細胞を感作する構造的及び機能的に多様なプロテアソーム阻害剤に対する,TNBCに対する新しい治療戦略を提供する可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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