抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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飲料用の水素水が注目される中,エネルギア総研では,温浴施設において使用するための水素水生成装置を開発し,水素風呂として実証実験を行っている。本文では,本装置と試験について概要を紹介した。水素水生成装置の概要,電極構造などを示すとともに,実証実験の結果を示し,考察した。実験の結果,以下の2点が課題であることが判明した。1)電極の劣化:電極の劣化が激しく,半年ももたないため,白金の厚みを高めた電極を試験中である。2)水質:温浴には,殺菌のため,次亜塩素酸を,水質浄化剤として,塩化アルミニウム等を注入する場合があり,これらが入浴水に混入すると,電気伝導度が大幅に増加する。電気伝導度は,電極間の抵抗値に影響するため,電圧や電流も大幅に変動するので,それらを抑制する電源が必要となる。その他,今後の予定についても述べた。