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J-GLOBAL ID：201702224860066401   整理番号：17A1043988

液相エピタキシー法による希土類置換磁性ガーネットの格子不整合と磁気ドメインの温度依存性について

Temperature Dependence of Lattice Mismatch and Magnetic Domain Structure of Rear Earth Substituted Iron Garnet Films Synthesized by Liquid Phase Epitaxy Technique

著者 (1件)： 安達信泰 (名古屋工大 先進セラミックス研究セ)
資料名： 名古屋工業大学先進セラミックス研究センター年報  (先進セラミックス研究センター年報)
巻： 5  ページ： 52-56  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： Z0964D  ISSN： 2187-6738  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Bi-Pr-置換鉄ガーネット膜とガドリニウムガリウムガーネット(GGG)基板の間の格子不整合の温度依存性を90K~600Kの温度範囲で調べた。磁性ガーネット(BiPrLu)₃(FeGa)₅O₁₂(BLBIG)薄膜を(GdCa)₃(GaMgZr)₅O₁₂(111)(格子定数a_s=12.53Å)上にLPE法により形成した。BLBIG薄膜の格子不整合性の温度変化を調べた結果,観察温度領域が室温から低温に広範囲にわたる場合には,組成によって基板と膜の熱膨張の相違から,ある温度で格子不整合の値が反転することが明らかになった。膜の垂直磁気異方性を示すメイズパターンが突発的に現われる原因と深く関係すると考えられ,面相磁化膜のための組成設計に注意が必要である。

シソーラス用語： *磁性薄膜 ,  磁性体 ,  *ガドリニウムガリウムガーネット ,  基板 ,  結晶構造 ,  *鉄酸塩 ,  ガリウム酸塩 ,  ルテチウム化合物 ,  ビスマス化合物 ,  プラセオジム化合物 ,  置換 ,  *格子不整合 ,  温度依存性 ,  加熱温度 ,  マグネシウム化合物 ,  ジルコニウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  結晶方位 ,  結晶面 ,  格子定数 ,  LPE成長 ,  化学組成 ,  垂直磁気異方性 ,  磁区 ,  熱膨張

分類 (2件)： 酸化物薄膜  (BK14050P) ,  磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 液相 ,  エピタキシー ,  希土類 ,  置換 ,  磁性ガーネット ,  格子不整合 ,  磁気ドメイン ,  温度依存性