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J-GLOBAL ID：201702224865264689   整理番号：17A1079659

高度な加工を実現する切削工具と周辺技術 炭素鋼加工用PVDコーティング材種MS6015の開発-安定した仕上げ面と寸法精度を実現する新PVDコーティング-

著者 (1件)： 柿沼宏彰 (三菱マテリアル 加工事業カンパニー 材料コーティング開発セ)
資料名： 機械と工具  (生産加工技術を支える機械と工具)
巻： 7  号： 9  ページ： 70-74  発行年： 2017年09月10日 
JST資料番号： G0120A  ISSN： 0387-1053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素鋼,特に快削鋼・電磁軟鉄のような低炭素鋼の小型自動旋盤(以下自動盤と呼ぶ)による小物部品加工では,小径ワークの高精度加工に由来する低切削速度・低送り領域における溶着(構成刃先)の形成と逃げ面摩耗進行が主要因で,寿命に至る,と考えた。そこでターゲットである炭素鋼に対して低摩擦係数を有し,かつ高い皮膜硬度を有するTiCN系膜種をPVD(物理気相蒸着)法適用による旋削用PVD工具材種開発に取組み,MS6015を開発した。その結果,TiAlN系膜種を上回る高い皮膜硬度を有するTiCN系膜種の開発に成功したので,その切削性能を実際の自動盤ユーザーで評価してもらったので,いくつかの改善事例(純鉄SUY-1加工,電磁軟鉄ELCH2加工,快削鋼S45CSL加工,炭素鋼S45C加工)を報告した。

シソーラス用語： *切削工具 ,  *技術 ,  炭素鋼 ,  構成刃先 ,  自動旋盤 ,  純鉄 ,  軟磁性材料 ,  快削鋼 ,  *工具材料
準シソーラス用語： *周辺技術 ,  *PVD被覆 ,  切削性能 ,  電磁軟鉄

分類 (1件)： 旋削,中ぐり  (QC02020G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 切削工具 ,  周辺技術 ,  炭素鋼 ,  PVD ,  コーティング材 ,  開発 ,  仕上げ面 ,  寸法精度 ,  コーティング