文献

J-GLOBAL ID：201702224873873256   整理番号：17A0554864

周期的磁場における核子

Nucleon in a periodic magnetic field

著者 (4件)： AGADJANOV Andria (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  MEISSNER Ulf-G. (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  MEISSNER Ulf-G. (Forschungszentrum Juelich, Juelich, DEU) ,  RUSETSKY Akaki (Univ. Bonn, Bonn, DEU)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 95  号： 3,Pt.A  ページ： 031502.1-031502.6  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重仮想Compton散乱プロセスは低エネルギーでいくつかの重要な現象論的意味をもつ。この論文では,格子上の定常周期的磁場での単一核子状態のエネルギーシフトを測定することにより,光子仮想性q²の非ゼロ値での引き算関数S(q²)を決定することができることを示した。調和振動子ポテンシャルやLandau準位と異なり,現在のケースでは,ハミルトニアンのスペクトルや固有状態を解析的に得ることはできない。それにもかかわらず,エネルギーは定常磁場でまだ保存され,ポテンシャルが小さい限り,摂動論は自由エネルギースペクトルに適用可能である。磁場強度の二次のオーダーで,1核子基底状態のエネルギーシフトは量S₁(q²)に比例することを示した。この摂動表現の適用限界も検討した。

シソーラス用語： *磁場 ,  *核子 ,  エネルギー ,  変化 ,  摂動論 ,  基底状態 ,  仮想光子 ,  *Compton散乱
準シソーラス用語： エネルギーシフト ,  *仮想光子コンプトン散乱

分類 (1件)： 素粒子と場の理論一般  (BF01010I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 磁場 ,  核子