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J-GLOBAL ID:201702224929681151   整理番号:17A1493385

超高速親水性相互作用クロマトグラフィー-タンデム質量分析によるヒト血しょう中の9種のβ-ラクタム抗生物質の同時定量【Powered by NICT】

Simultaneous determination of nine β-lactam antibiotics in human plasma by an ultrafast hydrophilic-interaction chromatography-tandem mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 1060  ページ: 138-143  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現代のβ-ラクタム抗生物質投与は重症患者における議論の余地がある,重症疾患における病態生理学的変化の発生は大きな個人間変動をもたらす可能性があるからである。治療薬物モニタリング(TDM)は,曝露を最適化し,それによって毒性を最小化し,有効性を最大化するために一般的に使用される投与戦略である。現在,β-ラクタム抗生物質のTDMはまれにしか実施,臨床診療における乏しい利用可能性に起因していた。筆者らは,ヒトの血漿中のアモキシシリン,ベンジルペニシリン,セフォタキシム,セフロキシム,セフタジジム,フルクロキサシリン,イミペネム,メロペネム及びピペラシリンの定量のための超高速親水性相互作用クロマトグラフィー(HILIC)に基づくUPLC-MS/MS法を記述した。この方法は簡単な試料調製段階を含んでおり,標準FDAのガイドラインに従って検証した。すべての検体で,平均的な正確度と精度は,許容値内であった。定量の下限と上限は全ての抗生物質の治療範囲をカバーするのに十分であることが分かった。最後に,この方法を集中治療場面にて施行された大きな薬物動態研究に成功裏に適用し,分析法の実現可能性を日常的臨床診療で実証した。著者らの知る限り,ここではヒト血しょう中のβ-ラクタム抗生物質の定量のための最初のHILICベースUPLC-MS/MS分析法を報告した。この簡単,高感度と超高速分析は,少量の試料を必要とし,β-ラクタム系抗生物質のTDMを促進する臨床研究室で容易に実行できた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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