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J-GLOBAL ID:201702224936643456   整理番号:17A1055500

ペルフリンゴリシンOにおけるR468A変異は毒素構造を不安定化し,膜融合を誘導する【Powered by NICT】

R468A mutation in perfringolysin O destabilizes toxin structure and induces membrane fusion
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資料名:
巻: 1859  号:ページ: 1075-1088  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルフリンゴリシンO(PFO)はコレステロール依存性細胞溶解素のファミリーに属する。コレステロール含有膜との結合により,PFOはβバレル細孔及び細胞溶解の形成をもたらす構造変化を受けた。コレステロールへの認識と結合はD4ドメインにより仲介される,PFOの四つのドメインの一つである。D4ドメインはアルギニン468である膜とPFOの相互作用中のD4と他のドメイン間のアロステリックカップリングの維持に必須であるウンデカペプチド(E_458CTGLAWEWWR_468)と命名した保存されたトリプトファンに富むループを含んでいた。本報告では,質量分析と組み合わせた水素-重水素交換を用いた全蛋白質構造に及ぼすR468A変異の影響を調べた。水溶液,野生型(PFO)と比較して,PFO~R468Aは溶媒に内部毒素領域の曝露により増加した重水素取込を示したことを見出した。この変化は溶液中のPFO~R468Aの全体構造不安定化を反映していた。逆に,コレステロール含有膜への結合により,PFOと比較した場合,PFO~R468Aは水素-重水素交換の著しい低下を明らかにした。重水素取込のこのブロックはリポソームのPFO~R468A誘導凝集と融合から生じ,動的光散乱,顕微鏡観察とFRET測定で確認した。リポソーム凝集と融合の結果では,全PFO~R468A分子は水溶液からの遮蔽となりそれにより蛋白質分解と重水素化に対して保護された。R468A変異によって誘起された構造変化はその融合特性を付与するPFOの追加コレステロール非依存リポソーム結合部位の曝露をもたらし,毒素作用のモードを変化させることを確立した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  細胞生理一般 
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