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J-GLOBAL ID:201702224955603025   整理番号:17A1211689

腎移植レシピエントにおけるレニン-アンギオテンシン系遮断と長期臨床転帰:無作為化対照試験のメタ分析【Powered by NICT】

Renin-Angiotensin System Blockade and Long-term Clinical Outcomes in Kidney Transplant Recipients: A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials
著者 (9件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 78-86  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1201A  ISSN: 0272-6386  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レニン-アンギオテンシン系[RAS遮断は一般集団における治療法の基礎として,特に慢性腎臓病で確立されている。しかし,腎臓移植集団におけるその効果は,不明のままである。系統的レビューとMEDLINE(1966~2015年11月),Embase(1980~2015年11月),およびCochrane Library(第三四半期2015)を用いたメタ分析,ならびに最近のnonindexed引用のためのPubMed検索を行った。成人腎臓移植レシピエント。無作為化比較試験,1年以上の経過観察や関心の報告臨床転帰であった。RAS遮断(アンギオテンシン変換酵素阻害剤またはアンギオテンシン受容体遮断薬)対プラセボ,活性コンパレータ,またはケアの基準。全原因死亡率,全原因移植不全,倍加血清クレアチニンレベル。8試験(1,502名の参加者)は系統的レビューに含めた。RAS遮断は対照群と比較して総死亡率(リスク比[RR],0.96;95%CI,0.62 1.51),移植不全(RR,0.76; 95% CI,0.49 1.18),またはクレアチニンレベル倍増(RR,0.84; 95% CI,0.51 1.39)を有意には変化させなかった。この結果は関心のあるサブグループ(アンギオテンシン変換酵素阻害剤またはアンギオテンシン受容体遮断薬介入,≧1年のフォローアップ,及びベースライン蛋白尿包接基準として)を横断するロバストであった。RAS遮断(RR, 2.44; 95% CI, 1.53 3.90)と高カリウム血症に対する有意に高いリスクであった。これらのプールされた分析のいずれにおいても統計的不均一性ではなかった。比較的少数事象(8試験間での全体的,71死と72移植障害)と比較的短い追跡(2試験>5歳)。この分析は,RAS遮断は腎臓移植レシピエントの臨床転帰を改善するという仮説を支持するも反論もしなかった。10,000人以上の患者による試験で,RAS遮断は,この集団における移植損失を減少させるかどうかを答える明確に必要である。一方,臨床医は個々の症例で患者とこれらの薬剤使用のリスクと利点を評価すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 

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