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J-GLOBAL ID：201702225021294582 整理番号：17A0468117

Bi_0.9Ca_0.1FeO₃ナノ粒子の構造的,電気的,磁気的性質に与える遷移金属元素(Co,Ni,Cu)ドーピングの影響

Influence of transition metal element (Co, Ni, Cu) doping on structural, electrical and magnetic properties of Bi_0.9Ca_0.1FeO₃ nanoparticles

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巻： 28 号： 4 ページ： 3278-3284 発行年： 2017年02月
JST資料番号： W0003A ISSN： 0957-4522 CODEN： JMTSAS 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

BiFeO₃(BFO)はマルチフェロイック無機化合物であるが,ネットスピンが取り消され巨視的磁化がサイクロイドスピン変調によってゼロに平均化されている。BFOのマルチフェロイック性を改善するために原子置換が試みられている。ゾルゲル法でBi_0.9Ca_0.1FeO₃,Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Co_0.1O₃,Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Ni_0.1O₃,Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Cu_0.1O₃を制作した。菱面体晶から二相共存の構造層遷移がドープしたすべてのBFOで見られた。Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Co_0.1O₃,Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Ni_0.1O₃,Bi_0.9Ca_0.1Fe_0.9Cu_0.1O₃ナノ粒子の2E_c値はそれぞれ0.915,0.522,0.880kV/mmである。遷移金属元素(Co,Ni,Cu)をBi_0.9Ca_0.1FeO₃にドープするとFe²⁺濃度と酸素空孔が減少する。Co,NiドーピングはBi_0.9Ca_0.1FeO₃の飽和磁化を高めるがCuドーピングは抗磁力を高める。

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固体デバイス材料

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