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J-GLOBAL ID：201702225042496664   整理番号：17A0869459

断熱展開によるエタノールクラスタの形成におけるガスキャリアの変化する役割

Changing role of carrier gas in formation of ethanol clusters by adiabatic expansion

著者 (5件)： Abu-samha Mahmoud (College of Sciences and Humanities, Fahad Bin Sultan University, P.O. Box 15700, 71454 Tabouk, Kingdom of Saudi Arabia) ,  Ryding Mauritz J. (Centre for Theoretical and Computational Chemistry, Department of Chemistry, University of Oslo, P.O. Box 1033, Blindern, NO-0315 Oslo, Norway) ,  Uggerud Einar (Centre for Theoretical and Computational Chemistry, Department of Chemistry, University of Oslo, P.O. Box 1033, Blindern, NO-0315 Oslo, Norway) ,  Saethre Leif J. (Department of Chemistry, University of Bergen, Allegaten 41, NO-5007 Bergen, Norway) ,  Borve Knut J. (Department of Chemistry, University of Bergen, Allegaten 41, NO-5007 Bergen, Norway)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 1  ページ： 014301-014301-9  発行年： 2017年07月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子蒸気の断熱展開は,応用および基礎研究の両方に関連する純および混合クラスタを生成する著名な方法である。実験条件と作られるクラスタの構造の間の関連に関する現在の理解は不完全である。クラスタ生成と組成に関するエタノール蒸気の断熱展開の過程での補強/キャリアガスの役割を探求した。希ガス(He,Ar)補強圧力を変えることにより広いサイズ範囲にわたって,エタノールの単一成分クラスタを生成した。純エタノールクラスタの生成においてArはHeよりも効果的である。しかしながら,よどみ点圧力P_s>1.34(4) barおよび温度49(2)°Cにおいて,シンクロトロンベースの原子価および内殻光電子分光により,クラスタ上でのArキャリアガスの凝集があることを明らかにした。クラスタ構造および炭素1sイオン化エネルギーに関する理論計算により,実験観測は,エタノールコアがアルゴンの外側シェルで覆われていることを確認した。1-プロパノール/Arシステムに関する実験は,エタノール/Arで述べたのと類似のパターンを示し,これらの結果の広範囲にわたる妥当性を示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *クラスタ形成 ,  *キャリアガス ,  希ガス ,  ヘリウム ,  アルゴン ,  淀み点 ,  価電子 ,  内殻電子 ,  イオン化ポテンシャル ,  *光電子分光法 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 原子価電子 ,  クラスター構造 ,  イオン化エネルギー

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  有機化合物・錯体の電子分光スペクトル(分子)  (BH06092P)

物質索引 (2件)： エタノール ,  1-プロパノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 断熱 ,  展開 ,  エタノール ,  クラスタ ,  キャリア ,  役割