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J-GLOBAL ID:201702225050304355   整理番号:17A1040255

【環境分析に関わる基礎知識】β線吸収法と蛍光X線法の組合せによるPM2.5自動成分分析装置

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資料名:
巻: 44  号:ページ: 16-20  発行年: 2017年08月20日 
JST資料番号: Y0029A  ISSN: 0285-3051  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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粒子状物質の発生源の特定・発生メカニズム解明のために,どのような物質から構成されているかを把握するために,β線吸収法による質量濃度の連続計測と蛍光X線分析法による元素濃度の連続計測を組み合わせたPM2.5自動成分分析装置を紹介する。さらにこの計測を可能にした新規のサンプル捕集用フィルタについても紹介する。これらの技術の組み合わせにより,質量濃度および元素濃度を高感度・高時間分解能で測定することが可能になった。PM2.5捕集用フィルタをロール状にして設置し,1時間毎にフィルタを送る構造を採用することで質量濃度(β線吸収法)と元素濃度(蛍光X線分析法)の連続測定を可能としている。独自開発した捕集用フィルタは非常に薄く,散乱X線によるバックグラウンドも低いため,高感度測定も同時に実現している。蛍光X線分析においては,軽元素用(Al-Ca),重元素用(Sc-U)で測定条件を分けて,各元素が高感度に測定できるように管電圧および1次X線フィルタを選定している。また,蛍光X線分析は試料の非破壊分析であることから,捕集後のフィルタをICP-MSなどで別途化学分析を行うことが可能である。
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分類 (2件):
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粒状物調査測定  ,  その他の物理分析 

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