文献
J-GLOBAL ID:201702225054792071   整理番号:17A1822937

特発性肺線維症における弾性線維の増殖:Pleuroparenchymal fibroelastosisによる全スライド画像解析と比較【Powered by NICT】

Proliferation of elastic fibres in idiopathic pulmonary fibrosis: a whole-slide image analysis and comparison with pleuroparenchymal fibroelastosis
著者 (8件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 934-942  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:著者らは上部肺野に胸膜実質の線維弾性症(PPFE)のそれに類似した画像パターンを持っていたが臨床的にPPFEと診断されていない特発性肺線維症(IPF)患者に遭遇する。本研究の目的は,これらの患者における弾性線維とコラーゲン線維の臨床病理学的特徴と肺内分布を同定することである。【方法】と結果:遡及的にIPFの臨床診断を受けた患者の医療記録を再調査し,肺移植のための剖検または一側肺全摘術を受けた連続患者を選択した。組織学的に確認されPPFE患者も比較のために検討した。全スライド画像解析を用いた組織標本における非通気肺野(コラーゲン線維スコアと弾性線維スコア)の割合として各葉にこう原線維と弾性線維を定量化し,IPFとPPFE患者間のこれらのスコアを比較した。総計55名の患者(IPF, 48; PPFE, 7)では,IPFとPPFE患者間のコラーゲン繊維スコアにおける有意差ではなかった。PPFE患者における上部葉に弾性線維スコアはIPF患者のそれら(23.5対10.3,P=0.005)より有意に高かった。しかし,48IPF患者の12例,上葉の弾性繊維スコアはPPFE患者のそれらの最初の四分位以上であったことを注目すべきである。【結論】IPFは上葉で強い弾力線維症を示し,このような症例は組織学的にPPFEと区別できなかった。は組織学的にPPFEとIPFの間の境界例であると思われる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る