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J-GLOBAL ID:201702225118421653   整理番号:17A0653260

ドキソルビシンは転写因子EBの発現を抑制しオートファジーを破壊することによって心筋細胞の生存能力を損なう

Doxorubicin impairs cardiomyocyte viability by suppressing transcription factor EB expression and disrupting autophagy
著者 (9件):
資料名:
巻: 473  号: 21  ページ: 3769-3789  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ドキソルビシン(DOX)は,効果的な腫瘍に対する化学療法薬剤であるが,拡張型心筋症に対する患者の感受性を増加させる。本稿では,心筋細胞に対するドキソルビシンの機能に関して検討した。本研究では,DOXがTFEBの負の調節を介してリソソーム機能および細胞情報伝達を損なうことによって筋細胞障害を引き起こすと仮定した。TFEBの欠失は,マクロオートファジー蛋白質発現の減少,自食流の阻害,リソソームカテプシンB活性の障害,および細胞死を観察した。DOX処理心筋細胞におけるTFEBの回復および/または活性化は,DOX誘導性のカテプシンB活性抑制,DOX媒介反応性酸素種(ROS)の過剰産生,カスパーゼ3の活性化の減弱および細胞生存能の改善を妨げた。以上の結果から,DOXが細胞TFEBを枯渇させることによって細胞死のために心筋細胞をプライムする新規な機構が示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  心臓  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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