文献
J-GLOBAL ID:201702225141768843   整理番号:17A1250086

ナノ0価鉄によるひ素除去に及ぼすpHの二重影響機構:静電相互作用とFe~0の腐食【Powered by NICT】

The double influence mechanism of pH on arsenic removal by nano zero valent iron: electrostatic interactions and the corrosion of Fe0
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 1544-1552  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2463A  ISSN: 2051-8161  CODEN: ESNNA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
pHはナノ零価鉄(nZVI)によるヒ素(As)除去に大きな影響を与える。しかし,多くの研究は静電相互作用の観点から影響機構を考察した。本研究では,比表面積によって正規化後のnZVIと零価鉄(ZVI)の異なるAs(V)吸着容量に基づいて,pH値を変化させてnZVIによるヒ素吸着の包括的機構を解析した。バッチ実験はpH変化は,ZVIと比較してnZVIによるAs(V)吸着に及ぼす弱い影響を持つことを示した。X線回折(XRD)及びX線近吸収端構造(XANES)分析は,低濃度As(V)種の共存と,増加するpH値条件はZVIの相を大きくは変えないことを示した。が,レピドクロサイト(γ FeOOH)を減少させ,nZVIの腐食生成物中の磁鉄鉱/マグヘマイト(Fe_3O_4/γFe_2O_3)含量を増加したが,後者はAs(V)へより強い吸着親和性を有していた。溶液pHの増加は腐食生成物の性質の変化を引き起こし,As(V),静電斥力から負の影響を補完するに対するnZVIの吸着親和性を増強した。本研究では,nZVIの腐食は静電相互作用と比較してAs(V)吸着においてより重要な役割を果たしていることを明確に示した。これはnZVIは広いpH範囲と複雑な環境中のAs(V)の除去を助けるユニークな特性を持つ有望なナノ材料であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る