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J-GLOBAL ID：201702225144893541   整理番号：17A1554016

β-Ni(OH)2ナノシート:核酸ベース光センサを構築するための効果的なセンシングプラットフォーム【Powered by NICT】

β-Ni(OH)₂ nanosheets: an effective sensing platform for constructing nucleic acid-based optical sensors

著者 (6件)： Zhou Hui (College of Science, Jiangxi Agricultural University, Nanchang 330045, P. R. China. [e-mail]) ,  Peng Junbin ,  Qiu Xinlan ,  Gao Yansha ,  Lu Limin ,  Wang Wenmin
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 35  ページ： 7426-7432  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,二次元(2D)構造を有する遷移金属オキシ水酸化物の一つであるベータ水酸化ニッケル(β-Ni(OH)2)ナノシートを新しい蛍光バイオセンサプラットフォームとして調べ,生体分析のための光センサの構築に適用した。β-Ni(OH)2ナノシートは,単一対二本鎖DNAに対して高い蛍光消光能力と異なる親和性を示すことが分かった。,β-Ni(OH)2ナノシートの吸収特性はカチオン,溶液pHとDNAの長さを変えることにより制御できた。いくつかの報告された2Dナノシートプラットフォーム(例えばグラフェン,金属カルコゲン化物)と比較して,吸収されたDNAは,β-Ni(OH)2ナノシート,簡単だが効果的なDNA脱離法であることを分解することで脱着できた。これらの知見に基づいて,1pMの検出限界で高感度で選択的な光学的miRNAセンサはβ-Ni(OH)2ナノシートと二本鎖特異的ヌクレアーゼ信号増幅の蛍光消光能とを組み合わせることによって実証した。提示したセンサは成功裏に癌細胞を含む試料中のmiRNA解析のために使用し,臨床診断のための多重miRNA分析において大きな可能性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *光センサ ,  グラフェン ,  高感度 ,  親和性 ,  信号増幅 ,  蛍光 ,  *ナノシート ,  カチオン ,  腫瘍細胞 ,  脱着 ,  DNA【核酸】 ,  検出限界
準シソーラス用語： マイクロRNA ,  蛍光消光 ,  二本鎖DNA , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： Ni ,  ナノシート ,  核酸 ,  光センサ ,  構築 ,  センシング ,  プラットフォーム