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J-GLOBAL ID：201702225153371114   整理番号：17A1232023

小児患者における悪性しん出液の臨床病理学的分析【Powered by NICT】

Clinicopathologic analysis of malignant effusions in pediatric patients

著者 (2件)： Parsons Lauren N. (Division of Pediatric Pathology, Medical College of Wisconsin and Children’s Hospital of Wisconsin, Milwaukee, Wisconsin) ,  Jarzembowski Jason A. (Division of Pediatric Pathology, Medical College of Wisconsin and Children’s Hospital of Wisconsin, Milwaukee, Wisconsin)
資料名： Journal of the American Society of Cytopathology  (Journal of the American Society of Cytopathology)
巻： 6  号： 2  ページ： 41-47  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2955A  ISSN： 2213-2945  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成人における滲出液の細胞学的評価の有用性は良く確立されているが,小児集団におけるあまり報告されている。はこれらの試料の細胞学的検査の価値を確立するために悪性胸水を有する小児の臨床病理学的特徴を検討した。2000年1月と2015年10月間で得られた胸膜,心膜,腹膜,術中洗浄試料は外科病理データベース検索により同定した。関連臨床的および病理的データを記録した。患者群の統計解析は,二面異分散Studentのt検定によって行った,Kaplan-Meier分析では,患者群の間の全生存率を比較した。342患者から得た474の浸出/洗浄試料を同定した:179胸水,220腹膜流体,28心嚢液貯留,および47術中洗浄試験片。これらのうち,13.7%(474名中56名)滲出液試料は悪性細胞が認められた。浸出液による癌患者のうち,悪性胸水は横紋筋肉腫患者と血液リンパ系悪性腫瘍患者の28.8%の54.5%で見られた。患者転帰に関しては,悪性胸水は統計学的に有意に短い全体的生存率(P=0.019)と関連していた。良性胸水を伴ったステージIV患者と比較した場合,悪性胸水は短い5年全生存(P=0.042)を持っていた;単一悪性しん出液よりも劇的に短い生存と関連していた多発性悪性胸水。患者集団における悪性胸水の全体速度は13.7%であった。,特に複数の小児の悪性胸水は予後不良を予見させる。著者らの観察は,滲出液の正確な細胞学的診断の重要性を強調し,それらの細胞学的評価の値を強化した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細胞生物学 ,  統計解析 ,  胸水 ,  *子供 ,  細胞診 ,  統計学 ,  *病理 ,  腹膜 ,  生存率 ,  *患者
準シソーラス用語： 予後不良 ,  悪性腫瘍 ,  全生存率 ,  悪性胸水 ,  *臨床病理学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 小児科 ,  癌 ,  滲出細胞診 ,  予後 ,  Lymphoma ,  Sarcoma

分類 (4件)： 腫ようの診断  (GE03020J) ,  消化器の腫よう  (GH04000D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 小児患者 ,  しん出液 ,  臨床病理学 ,  分析