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J-GLOBAL ID：201702225153540084   整理番号：17A1475153

地球大気のリモートセンシング

Remote Sensing of the Global Atmosphere

著者 (1件)： 横田達也 (東洋大学情報連携学部/国立環境研究所)
資料名： 電気設備学会誌  (Journal of the Institute of Electrical Installation Engineers of Japan)
巻： 37  号： 10  ページ： 705-708(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0947B  ISSN： 0910-0350  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オゾン層を観測する人工衛星プロジェクトと,GPS信号を利用して温室効果ガスを観測する日本の人工衛星の経緯と現状を紹介し,安定的な技術と先端技術の両方の必要性を示す。極域オゾン層を観測するための改良型大気周縁赤外分光計(ILAS)とその後継機のILAS-IIを開発し,衛星から見た日昇と日没時に大気を透過した太陽光を観測し,成層圏のオゾン等の微量成分の高度分布を測定した。下部対流圏の二酸化炭素やメタンのデータを取得するために2009年に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)は,現在も観測を続けている。GOSATの後継機では,一酸化炭素の観測や都市大気汚染に関連したパラメータの観測を強化する。

シソーラス用語： *社会問題 ,  二酸化炭素 ,  太陽電池 ,  電源装置 ,  人工衛星 ,  フロン ,  温室効果ガス ,  太陽光 ,  *科学衛星 ,  *リモートセンシング ,  *オゾン層 ,  透過率 ,  GPS ,  アルカン
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  太陽電池パドル ,  大気透過率 ,  *地球環境問題 ,  *地球観測プラットフォーム技術衛星

著者キーワード (5件)： 地球環境問題 ,  オゾン ,  二酸化炭素 ,  メタン ,  太陽電池パドル

分類 (2件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  気象学一般  (DC05010D)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (6件)：

• 国立環境研究所編集委員会編,「環境儀」,10,2003
• 笹野泰弘編:「ILASプロジェクト最終報告書」,R-180-2004/NIES,2004年
• 横田達也編:「ILAS-IIプロジェクトレファレンスブック」,R-163-2001/NIES,2001年
• 小林博和他:「ILAS-IIセンサとその太陽追尾システム」信学技報,SANE,Vol.103,No.156,2003年,p.29
• 久世暁彦他:「GOSATによる衛星からの温室効果ガス観測」,日本リモートセンシング学誌,Vol.26, No.1,2006年,p.41

タイトルに関連する用語 (2件)： 地球大気 ,  リモートセンシング