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J-GLOBAL ID：201702225168063223   整理番号：17A1129197

炭酸塩型マグネシウム-アルミニウム層状複水酸化物の粒子特性に及ぼす調製法の影響【Powered by NICT】

Effect of preparation method on particle properties of carbonate-type magnesium-aluminum layered double hydroxides

著者 (2件)： Kameda Tomohito (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials (IMRAM), Tohoku University, 1,1 Katahira 2-Chome, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan) ,  Umetsu Yoshiaki (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials (IMRAM), Tohoku University, 1,1 Katahira 2-Chome, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan)
資料名： Journal of Industrial and Engineering Chemistry  (Journal of Industrial and Engineering Chemistry)
巻： 53  ページ： 105-110  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3170A  ISSN： 1226-086X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭酸塩イオンをインターカレートしたMg-Al層状複水酸化物(CO_3型Mg-Al LDH)をアルカリ溶液でMg(NO_3)2とAl(NO_3)3の溶液を混合するための種々の方法を用いて調製し,得られた試料の粒子特性を比較した。CO_3型Mg-Al LDHを調製するための共沈反応によるMg~2+,Al~3+およびOH~-の化学量論量を混合することにより,溶液中のMg~2+とAl~3+を定量的に沈殿し,得られたMg-Al LDHのMg/Alモル比は溶液のそれに等しい,調製法に無関係であった。しかし,異なる調製法の異なる粒子特性,すなわち異なる粒子サイズ分布,粒子形態,および沈降特性をもたらしたが観察された。これらの違いは,Mg-Al LDHの異なる形成プロセスに起因していた。理想的な調製法は,一定のpH,NaOH溶液で調整することによって達成されたでNa_2CO_3溶液へのMg(NO_3)2とAl(NO_3)3溶液の添加を含むことを決定した。この調製方法は,均一な一次粒子,良好な沈降特性,および二次粒子凝集体の狭い分布をもつCO_3型Mg-Al LDH粒子の形成をもたらした。このような特性は,これらのMg-Al LDH廃水処理のための優れた候補にしている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 粒度分布 ,  *炭酸塩 ,  廃水処理 ,  共沈 ,  沈降 ,  化学量論 ,  凝集体 ,  炭酸イオン ,  モル比
準シソーラス用語： 二次粒子 ,  アルカリ溶液 ,  *複水酸化物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マグネシウムアルミニウム層状複水酸化物 ,  調製 ,  粒径分布 ,  粒子形態 ,  沈降

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭酸塩 ,  マグネシウム ,  アルミニウム ,  層状複水酸化物 ,  調製法