文献

J-GLOBAL ID：201702225176323098   整理番号：17A1706390

ナミハダニ(Tetranychus urticae)に対するRNA干渉のためのダイズ植物体におけるヘアピンRNAのアグロインフィルトレーションベース発現【Powered by NICT】

Agroinfiltration-based expression of hairpin RNA in soybean plants for RNA interference against Tetranychus urticae

著者 (5件)： Dubey Vimal Kumar (Department of Agricultural Biotechnology, Seoul National University, Seoul 151-921, Republic of Korea) ,  Lee Ung Gyu (Department of Agricultural Biotechnology, Seoul National University, Seoul 151-921, Republic of Korea) ,  Kwon Deok Ho (Research Institute of Agriculture and Life Sciences, Seoul National University, Seoul 151-921, Republic of Korea) ,  Lee Si Hyeock (Department of Agricultural Biotechnology, Seoul National University, Seoul 151-921, Republic of Korea) ,  Lee Si Hyeock (Research Institute of Agriculture and Life Sciences, Seoul National University, Seoul 151-921, Republic of Korea)
資料名： Pesticide Biochemistry and Physiology  (Pesticide Biochemistry and Physiology)
巻： 142  ページ： 53-58  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0793A  ISSN： 0048-3575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tetranychus urticae,ナミハダニからコートマーサブユニットα(COPA)とアクアポリン9(AQ9)遺伝子は,以前にそれらの二本鎖RNAを系統的にマルチユニットチャンバー(Kwon.,2016[8])を介して送達された場合に,RNA干渉(RNAi)ベースの致死性を示すことが明らかにした。本研究では,COPAとAQ9のヘアピンRNAはアグロインフィルトレーションによるダイズ植物で一時的に発現した。T.urticaeはCOPAとAQ9ヘアピンRNAカセットを持つアグロインフィルトレーションダイズ植物体を供給したとき,累積死亡率は6日後の寄生で有意に増加した。定量的PCR分析は,COPAとAQ9の両方の転写物レベルは2日後の感染後のT.urticaeの減少させ,その結果,死亡率の有意な増加がCOPAとAQ9転写産物のノックダウンの結果であることを確認したことを明らかにした。著者らの知見は,T.urticaeの植物宿主介在RNAi制御のための潜在的遺伝子としてCOPAとAQ9の有用性を実証した。さらに,アグロインフィルトレーションは,より少ない時間と導入遺伝子機能を確認するために熟練を要するとしてのトランスジェニック植物を生産する前の節足動物害虫に対する標的遺伝子のRNAiに基づく致死を確認するための迅速検証ツールとしてアグロインフィルトレーションの有用性を証明した。さらに,これらの知見は,植物宿主で発現したヘアピンRNAもRNAiを誘導し,最終的にはT.urticae,吸汁害虫を殺すことができることの概念を証明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  二本鎖RNA ,  定量的PCR法 ,  トランスジェニック植物 ,  *RNA【核酸】 ,  死亡率 ,  *ナミハダニ ,  感染 ,  *ダイズ ,  *RNA干渉 ,  害虫
準シソーラス用語： 吸汁 ,  標的遺伝子 ,  導入遺伝子 ,  転写産物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ナミハダニ(Tetranychus urticae) ,  RNAi ,  Agroinfiltration ,  ヘアピンRNA

分類 (2件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナミハダニ ,  Tetranychus ,  RNA干渉 ,  ダイズ ,  植物体 ,  RNA ,  発現