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J-GLOBAL ID:201702225182708821   整理番号:17A1094433

多層カーボンナノチューブの潜在的な生態学的リスクはペルオキシダーゼテトラブロモビスフェノールA反応に起因するラジカルにより修飾される【Powered by NICT】

The potential ecological risk of multiwall carbon nanotubes was modified by the radicals resulted from peroxidase-mediated tetrabromobisphenol A reactions
著者 (7件):
資料名:
巻: 220  号: PA  ページ: 264-273  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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広範な研究は,多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)の環境分解を行ったが,主にMWCNT無機化の程度と速度に焦点を当てた。自然あるいは設計プロセス中のMWCNTsに生じる可能性が構造変化を検討した研究は少ない。は一般的な汚染物質テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)の存在下で酸化的カップリング反応中のMWCNTを系統的に調べた。MWCNTはTBBPAのラジカルで修飾したペルオキシダーゼカップリング反応に起因した。TBBPAラジカルとMWCNT間の相互作用は,TBBPA中の臭素の特性質量分析応答とMWCNTの構造を分析することにより確認した。60分間TBBPAラジカルとの反応後,MWCNTに含まれる臭素の含量は6.84(±0.12)%,TBBPAグラム当たりMWCNTsの501.65(±2.19)mg負荷に相当する量であった。改質MWCNTsは良好な安定性とMWCNTsとTBBPA吸着MWCNTのそれよりも小さいサイズを持っていた。ゼブラフィッシュ胚を用いた評価は,改質MWCNTsはじゅう毛膜を通過し,急性毒性を誘導するはいに入ることを明らかにしたが,MWCNTs/TBBPA吸着MWCNTはじゅう毛膜により捕捉された。これらの知見は,MWCNTsがペルオキシダーゼカップリング反応で修飾し,このような修飾は,MWCNTsの生態学的リスクに影響を及ぼす可能性があることを示唆したことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  炭素とその化合物 
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