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J-GLOBAL ID:201702225227017358   整理番号:17A1706568

2北極フィヨルド(西スピッツベルゲン)の軟甲動物相:その深水性及び底生生物成分の多様性と分布パターン【Powered by NICT】

The malacostracan fauna of two Arctic fjords (west Spitsbergen): the diversity and distribution patterns of its pelagic and benthic components
著者 (6件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 541-564  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3425A  ISSN: 0078-3234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,冷間Sorkapp電流の強い影響のために,北極特性の多くを持つ西スピッツベルゲンの二氷河フィヨルド:温暖な大西洋水により強く影響され,KongsfjordenとHornsundにおける表層と底層の軟甲類の性能を調べた。材料は1997年から2013年までの組織化された12年夏探検中に採取した。全部で,24の遠洋および116底生分類群が記録され,それらの最も広く分布する北極圏-北方帯種であった。棚からの異なった水塊の移流が遠洋軟甲類群集の構造に直接影響を持ち,Kongsfjordenにおける亜寒帯クラゲノミ亜目端脚類Themisto abyssorumおよびHornsundにおける十脚類幼生の大きな豊度の明確な優位性をもたらした。底生軟甲類群集の分類学的,機能的およびサイズ組成は二フィヨルド,氷河一般内湾と主なフィヨルド盆地の間で変化し,種の同じ集団の優勢パターンの結果であろう。両フィヨルドの強く攪乱された氷河湾における種の豊富さの有意な低下であったが,Hornsundだけではこれを密度と多様性の有意な減少を伴い,恐らくより高い分離とその最内部流域における堆積物有機物質の貧弱な品質によるものであった。著者らの結果は,これらの二つのフィヨルドにおける底生軟甲類の多様性と分布は,異なる水文学的状況と遠い関係にあるにすぎないことを示唆し;むしろ,それらは局所的に作用する因子によって支配され,深さ,堆積物タイプ,微小生息場所の多様性と食品の入手可能性と質などである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 

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