抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2013年6月に富山県で初めてクロセスジハムシ(ハムシ科,ヒゲナガハムシ亜科)を採集した。これまで関東地方北部から九州西南部にかけて記録があり,分布北限に興味が持たれていた。2007~2013に富山県八尾町でコナラやツル性植物などの葉上,ヨメナ(キク科)の茎で静止しているのが観察され,2016年に摂食が確認されたためヨメナが新寄主と認められた。種々の観察からクロセスジハムシは分断狭食性とされている。Japonitata属は,中国,台湾,ネパール,ブータン,インドなど約30種が知られているが寄主植物,生活史などに関しては記述がない。