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J-GLOBAL ID:201702225233818329   整理番号:17A1484406

官能化脱離基による白金(II)錯体の抗腫瘍効力を改善する【Powered by NICT】

Improve the anticancer potency of the platinum(II) complexes through functionalized leaving group
著者 (7件):
資料名:
巻: 175  ページ: 20-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脱離基として3,3-ジメトキシシクロブタン-1,1-ジカルボキシラートと二種の白金(II)錯体を合成し,スペクトル的に特性化した。これら錯体のin vitro細胞毒性研究は,錯体2は試験した細胞系に対して顕著な細胞毒性を示したことを示した。注目すべきことに,対応する親化合物[Pt(dach)(CBDCA)]と比較して錯体2の高い抗増殖活性は1,1-シクロブタンジカルボキシラート(CBDCA)二メトキシ基の導入は得られた白金(II)錯体の抗癌活性を改善することができることを示した。さらに,錯体1および2の細胞内蓄積は,それらの親化合物のそれよりもわずかに高いカルボプラチンとPt(dach)(CBDCA)であった。フローサイトメトリー研究は,錯体1および2はアポトーシス経路を介して腫瘍細胞の死を生成したことを明らかにした。速度論的方法による生物学的に関連した求核試薬(l-Metとチオ尿素)とPt(dach)(CBDCA)と錯体2の化学反応性の比較をUV-Vis法で調べた。結果は求核試薬との錯体2の反応速度はPt(dach)(CBDCA)のそれよりも速いことを示した。DFT計算は,Pt(dach)(CBDCA)は検討した反応のための複雑な2よりわずかに高い活性化エネルギーを持つことを示した。全体として,1,1-シクロブタンジカルボキシラートの骨格への二つのメトキシ基の導入は得られた白金(II)錯体の速度論的反応性を変化させ,それらの抗癌効果を高めることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 
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