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J-GLOBAL ID：201702225244280666   整理番号：17A1516561

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 杭部材と杭頭接合部の設計方法(建築)

著者 (1件)： 小林勝已 (フジタ)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 034-037  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2017年に刊行された日本建築学会の「鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計基準・同解説(案)」(以下,RC基礎指針(案))が示す杭部材および杭頭接合部の設計方法を紹介した。RC基礎指針(案)では,各杭部材に対して損傷限界状態,安全限界状態の限界値の算定式が定められ,本文に記述された。その際,限界状態設計法的な考え方が取り込まれ,実験データの信頼性が設計式に反映された。具体的には,(実験値/計算値)の平均値と変動係数の値から95%信頼限界を与える係数を求め,その値を設計用限界値算定のための低減係数とした。場所打ち鉄筋コンクリート杭およびPHC杭について,杭の限界値の算定方法と低減係数を示した。

シソーラス用語： *接合部 ,  杭頭 ,  方式 ,  建築基礎 ,  大地震 ,  学協会 ,  耐震設計 ,  極限設計 ,  変動係数 ,  信頼限界 ,  *場所打ち杭 ,  *プレストレストコンクリート杭 ,  鉄筋コンクリート杭 ,  構造部材
準シソーラス用語： *PHC杭 ,  限界状態設計法 ,  *杭頭接合部 ,  設計方法 ,  日本建築学会

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (9件)：

• 日本建築学会 : 鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針・同解説 (案), 2017.
• 向井智久ほか : 大地震後の継続使用性を確保するためのコンクリート系杭基礎構造システムの構造性能評価に関する研究(その1~15), 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2017.
• 小林勝己,森鉱一 : 場所打ちコンクリート拡底杭の品質管理, 基礎工, Vol.37, No.8, pp.19~24, 2009.8.
• 寺井雅和 : 大断面RC基礎部材と寸法効果, 日本建築学会大会構造部門パネルディスカッション資料, pp.45~52, 2006.9.
• 二羽淳一郎 : コンクリート部材の破壊と寸法効果-せん断破壊と寸法効果-, コンクリート工学, Vol.37, No.9, pp.46~48, 1999.

タイトルに関連する用語 (6件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  杭頭接合部 ,  設計方法 ,  建築