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J-GLOBAL ID：201702225252087584   整理番号：17A0216368

トンネル覆工レーザ・赤外線計測システム

著者 (3件)： 中村美夫 (日本工営株式会社) ,  畠見尚彦 (株式会社トノックス) ,  高岩庸博 (株式会社ウォールナット)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 34  号： 9  ページ： 593-594(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルの維持管理のための点検では,トンネル表面の観察によるひび割れの検出,打音による浮き,はく離抽出が不可欠である。本稿では,レーザスキャニングの技術と熱赤外線画像法の2つの画像計測技術を組み合わせて,目視観察・打音点検を補助し,トンネル点検の効率化・高速化について記述する。また点検時に交通規制を要しない時速40から60kmで走行しながら計測を行うことも必要と考える。レーザ光をトンネル壁面に走査し,反射した状線の微妙な輝度の強弱をひかりセンサにより検出し,デジタル化して高密度磁気テープに記録する,この反射光量データを計測者の進行方向に積み重ねて鮮明な計測画像を得る原理を説明する。今回の検証では,画像精度の向上が求められており,レーザスキャニング以外の方法も考慮して計測方法の改良を進める必要に言及した。

シソーラス用語： *赤外線 ,  *測量 ,  *計測システム ,  *交通規制 ,  *トンネル ,  *レーザビーム ,  *改変 ,  *計測
準シソーラス用語： 航空機搭載型レーザ計測システム ,  レーザ光 ,  ディジタル化 ,  画像計測

著者キーワード (3件)： Lining Concrete ,  Laser ,  Infrared Radiation

分類 (4件)： レーザ一般  (BD04030T) ,  レーダ  (ND13010H) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (3件)：

• [1] 国土交通省道路局国道・防災課:道路トンネル定期点検要.2016.
• [2] 奥野,嶋津,伊藤,馬場,吉武,中川:“レーザー光線による覆工コンクリートのひび割れ調査法の高性能化”,土木学会論文集,no.788/V-67, pp.195–200, 2005.
• [3] 建設省土木研究所:熱赤外線映像法による吹付けのり面老朽化診断マニュアル.(財)土木研究センター,1996.

タイトルに関連する用語 (4件)： トンネル覆工 ,  レーザ ,  赤外線 ,  計測システム