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J-GLOBAL ID:201702225260662106   整理番号:17A1622180

スチレン-マレイン酸共重合体に囲まれたホスファチジルコリンナノディスクの熱互変的性質【Powered by NICT】

Thermotropic properties of phosphatidylcholine nanodiscs bounded by styrene-maleic acid copolymers
著者 (7件):
資料名:
巻: 208  ページ: 58-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0825A  ISSN: 0009-3084  CODEN: CPLIA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スチレン-マレイン酸共重合体(SMA)はnanodicsへ膜を可溶化する能力のために,膜研究の分野で関心を集めている。SMA分子はナノディスクを取り巻く両親媒性帯として作用し,それによって疎水性スチレン部分は脂質アシル鎖の間に挿入できる。ここで著者らは種々のスチレンへのマレイン酸比率(即ち,2:1:3:1及び4:1)を有するSMA変異体を用いたナノディスクにおける脂質充填は,ポリマの存在によってどのように影響されるか,およびそれは重合体組成にどのように依存するか調べた。これは,ラウルダン蛍光および示差走査熱量測定を用いたナノディスクにおける一連の飽和ホスファチジルコリンのサーモトロピック特性を解析することによって行った。全てのケースでは,ナノディスクにおける脂質の主相転移(T_m)の温度は下方シフトであり,小胞の状況と比較して,その協同性は強く減少することが分かった。これらの効果は,SMA2:1で囲まれたナノディスクにおける脂質の顕著な最小であった。転移の熱量測定エンタルピーで観察され,脂質は流体相を採用した場合,高分子自体が寄与し,おそらくナノディスク周りの再配列によることが示唆された予期せぬ傾向。最後に,形態の明確な差異が比較的高いポリマー濃度でナノディスクで観察され,使用したSMA変異体に依存した。全体的に見て,結果は,脂質の天然熱力学的性質の保存と同様に高い高分子濃度でナノディスクの安定性の程度は他のSMA変異体よりもSMA2:1で良好であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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高分子溶液の物理的性質  ,  消化器の腫よう  ,  防食  ,  アルキン  ,  生化学的分析法 
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