文献
J-GLOBAL ID:201702225261601714   整理番号:17A0684932

局所反発表面を特徴とする円筒形閉込め下の高分子動力学: 擬似弾性中性子散乱研究

Polymer dynamics under cylindrical confinement featuring a locally repulsive surface: A quasielastic neutron scattering study
著者 (10件):
資料名:
巻: 146  号: 20  ページ: 203306-203306-11  発行年: 2017年05月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
擬似弾性中性子散乱により,溶融高分子の区域的および絡み合い動力学に対する,局所反発壁の中間的円筒形閉込めの効果を調べた。参照として,対応する溶融高分子を同一条件下で測定した。局所反発閉込めは,孔径20nmの親水性陽極アルミナのナノ細孔で実現した。疎水性浸透ポリエチレン-プロピレン交互共重合体の末端間距離は,この孔径に近かった。局所引力が無視できる硬質壁反発の場合は,幾つかのシミュレーションで,壁近傍では区域動力学の加速が予測されていた。区域動力学が低速化する引力あるいは中性系以外で,ナノ細孔中の区域動力学がバルクの局所移動度と同一であることを見出した。非常に慎重な精査でも,表面近傍の区域運動に加速は見出せなかった。より長時間スケールでは,中性子スピン-エコー実験から,Rouse緩和は閉込め効果で変化しないことがわかった。同様に絡み合い動力学も影響されなかった。このように,局所反発壁で形成した温和な閉込め条件においては,動力学はバルク溶融体と同様に保持され,これはシミュレーションからは明瞭にならなかった結果であった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  中性子回折法  ,  ポリオレフィン 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る