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J-GLOBAL ID：201702225319285564   整理番号：17A0556862

室内温度の快適指向性を考慮した加湿空気清浄機の自動制御

Automatic control of humidifier and air cleaner considered with indoor comfort preference

著者 (3件)： 原晃汰 (東京電機大) ,  松井加奈絵 (東京電機大) ,  松井加奈絵 (慶応大 メディアデザイン研究セ)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： CDS-18  ページ： Vol.2017-CDS-18,No.10,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2017年01月13日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ネットワーク制御対応の家電の普及により,空調管理を自動化できるようになった。しかしながら集中管理制御において電力消費量に重きが置かれ,快適性についてはあまり考慮されていない。集中管理が必要になるような大きい建物では建築物衛生法の17度以上28度以下,相対湿度40%以上70%以下という管理基準を維持できるよう求められているが,その環境に居る人間全てが快適であると感じるとは限らない。また一軒家やマンション,アパートなど人々が暮らしている場所ではこの基準の適応外であるため,快適な温湿度が保たれているとは限らない。そこで本研究では,住環境においても快適な室内環境を維持するために重要な役割を果たす加湿空気清浄機に着目した。本研究では室内環境,主に温度湿度に着目し,それらのデータをセンサによって収集し快適域を判別,対象の加湿空気清浄機の加湿機能を利用して快適域を保つシステムを提案する。また有用性をはかるために1分ごとに温度湿度のデータを取得している大学の一室を使用し,実証実験を行った。実験では被験者5名に参加して頂き,提案システムを使用した場合としない場合を経験してもらい,室内快適空間に関する7段階評価のアンケートの結果を収集した。(著者抄録)

シソーラス用語： 空気濾過器 ,  加湿器 ,  *空気調和 ,  *センサネットワーク ,  通信制御 ,  *家庭電器 ,  *自動制御 ,  *屋内環境 ,  住環境 ,  湿度センサ ,  実証実験 ,  湿度調節 ,  快適性 ,  温度センサ ,  ホームネットワーク
準シソーラス用語： 空気清浄器 ,  ネットワーク制御 ,  スマートホーム

分類 (3件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  通信網  (ND07030A) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• 建築物における衛生的環境の確保に関する法律執行, URL: http://law.egov.go.jp/htmldata/S45/S45SE304.html, (2016/12/19 閲覧).
• 快適温湿度 FAQ 株式会社レクセル URL: http://www.crecer.jp/Q-A/HTML/A-11.htm, (2016/12/19 閲覧).
• 岡本健司, 横山悠平, 三浦翔, 関家一雄, and et.al., “ECHONET Liteサービスプラットフォームの提案と実現,” IPSJ第76回全国大会講演論文集, no.1, pp.407-408, (2014).
• 大和田茂. “スマートハウスの「いじれる化」を実現するためのkadecotプロジェクト概要,” 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム (CDS) 2.3 (2012): 16-22.
• 東京エレクトロンデバイス株式会社, “Mold Forecast System (MFS),” URL: https://www.teldevice.co.jp/news_release/2014/press_141105.html, (2016/12/19 閲覧).

タイトルに関連する用語 (5件)： 室内温度 ,  指向性 ,  加湿 ,  空気清浄機 ,  自動制御