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J-GLOBAL ID：201702225337586919   整理番号：17A1908795

QCDにおける固有質量パラメータを持つ非線形波動型解の量子安定性

Quantum stability of nonlinear wave type solutions with intrinsic mass parameter in QCD

著者 (9件)： KIM Youngman (Inst. Basic Sci., Daejeon, KOR) ,  LEE Bum-Hoon (Asia Pacific Center of Theoretical Physics, Pohang, KOR) ,  LEE Bum-Hoon (Sogang Univ., Seoul, KOR) ,  PAK D. G. (Asia Pacific Center of Theoretical Physics, Pohang, KOR) ,  PAK D. G. (Sogang Univ., Seoul, KOR) ,  PAK D. G. (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  PARK Chanyong (Asia Pacific Center of Theoretical Physics, Pohang, KOR) ,  PARK Chanyong (Postech, Pohang, KOR) ,  TSUKIOKA Takuya (Bukkyo Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 5,Pt.A  ページ： 054025.1-054025.14  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子色力学における安定真空場について研究した。まず真空安定性問題及び安定真空場の構築法についての概要を論じ,固有質量スケールパラメータを持つ古典的定常非線形波動型解を用いて安定した真空場を構築できるかを検証した。非線形平面波解は,真空グルオンゆらぎに対し不安定であり,安定真空場を構築することができないことを示した。そして古典的定常球対称モノポール解は,真空グルオンゆらぎに対し安定であり,1ループ近似での量子色力学の有効作用で安定真空場背景を与えることを明らかにした。

シソーラス用語： *量子色力学 ,  *真空 ,  *安定性解析 ,  グルオン ,  ゆらぎ ,  クォーク閉込め ,  作用量 ,  単極子 ,  波動関数 ,  質量スケール ,  非線形性

分類 (2件)： ゲージ場理論  (BF01022B) ,  強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： QCD ,  パラメータ ,  非線形波動 ,  解 ,  量子 ,  安定性