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J-GLOBAL ID：201702225342172374   整理番号：17A0281699

MnO-SiO₂-Al₂O₃-Ce₂O₃系のサルファイドキャパシティと構造との関係

Relationship Between Sulfide Capacity and Structure of MnO-SiO₂-Al₂O₃-Ce₂O₃ System

著者 (4件)： JEONG Se Ji (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  JEONG Se Ji (SeAH Changwon Integrated Specialty Steel, Changwon, KOR) ,  KIM Tae Sung (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  PARK Joo Hyun (Hanyang Univ., Ansan, KOR)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 1  ページ： 545-553  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MnO-SiO₂-Al₂O₃-Ce₂O₃系のサルファイドキャパシティ(SC)を1873Kで測定し,マイクロRaman分光法により構造解析を行った。Ce₂O₃含有量の増大と共に,塩基性溶融体(MnO/SiO₂=2.2)のSCは約4モル%まで小さくなり,それ以上で大きくなり,塩基性が低い溶融体(MnO/SiO₂=1.0)ではSCは連続して小さくなり,比較的酸性の組成(MnO/SiO₂=0.3)ではCe₂O₃の影響は殆ど見られなかった。高いMnO/SiO₂(=2.2)系にCe₂O₃を添加すると,Al₂O₃とCe₂O₃との間の強い引力のため[(Al,Mn_0.5)O₄]四面体から[(Al,Ce)O₆]十面体へ転移が起こり,その結果,600cm^-1のRamanバンド強度が増大した。熱力学情報と構造情報を組合せて,Mnアルミノケイ酸塩溶融体のSCに対するCe₂O₃の影響を説明した。

シソーラス用語： 容量 ,  *酸化マンガン ,  *二酸化ケイ素 ,  *アルミナ ,  *酸化セリウム ,  顕微Raman分光法 ,  メルト ,  溶融スラグ ,  塩基性 ,  酸性 ,  液体構造 ,  スペクトル線強度 ,  製鋼スラグ ,  アルミノケイ酸塩
準シソーラス用語： *サルファイドキャパシティ ,  シリカ ,  溶融体

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： MnO ,  SiO2 ,  Al2O3 ,  サルファイドキャパシティ