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J-GLOBAL ID:201702225383062942   整理番号:17A1822565

グレーブス甲状腺機能亢進症患者における鉄代謝【Powered by NICT】

Iron metabolism in patients with Graves’ hyperthyroidism
著者 (12件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 609-616  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0253B  ISSN: 0300-0664  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】グレーブス甲状腺機能亢進症(GH)は鉄代謝を妨害し,フェリチンを上昇させる。正確な機構は不明のままである。,鉄代謝の重要な制御因子,ヘプシジンの合成/調節に及ぼす甲状腺ホルモンの影響については未だ明らかではない。設計:前向き観察研究。患者:著者らは,新規発症と未処理GH患者(n=31)を含んでいた。測定:鉄代謝(フェリチン,トランスフェリン,ヘプシジン),炎症マーカー/サイトカインおよび喫煙状態を示す実験室パラメータはGH(T0)の診断時および多変数解析を用いた同一患者における甲状腺機能正常(T1)で評価した。ヘプシジンは質量分析(hepcidin_MS)及びELISA(hepcidin_EL)により測定した。肝ヘプシジン発現に対するT3の影響はH epG2細胞を用いた細胞培養モデルで検討した。【結果】中央フェリチンレベルは有意に低く,T0よりもT1で有意に高いトランスフェリン。Hepcidin_MSレベルはT1(男性でのみ統計的に有意)の雄および雌で低かった。hepcidin_ELに統計的有意差はT0とT1間で検出されなかった。炎症マーカー(高感度CRP,プロカルシトニン)とサイトカイン(インターロイキン6、インターロイキン1SS,腫瘍壊死因子α)の血しょう中濃度はT0とT1間で異ならなかった。喫煙者は非喫煙GH患者よりもT0でのfT3とfT4低い傾向にあった。T3はH epG2細胞におけるヘプシジンm RNA発現を有意に誘導した。GH患者における【結論】鉄代謝は急性期反応に類似したGH患者における動的変化を受ける。炎症性パラメータとサイトカインは甲状腺の状態による影響を受けなかった。性と喫煙状態は,フェリチン,ヘプシジンと甲状腺ホルモンに影響した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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血液の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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