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J-GLOBAL ID:201702225463124741   整理番号:17A1545779

組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)シグナル配列は結核に対するMVAにもとづくワクチンの免疫原性を増強する【Powered by NICT】

Tissue plasminogen activator (tPA) signal sequence enhances immunogenicity of MVA-based vaccine against tuberculosis
著者 (13件):
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巻: 190  ページ: 51-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0738B  ISSN: 0165-2478  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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結核(TB)は世界的に深刻な健康問題であり,bacillus Calmette-Guerin(BCG),唯一の利用可能なワクチンは,TBに対する成人における高度に可変的効果を示した。新しいワクチンが緊急に必要であると,修飾ワクシニアウイルスAnkara(MVA)を基にしたワクチンは過去数年にわたって多くの前臨床および初期臨床研究に基づいた最も有望な候補の一つとして出現した。しかし,誘導された免疫応答の最大許容線量と強度はMVAにもとづく予防ワクチンの保護効果を制限している。MVAに基づくワクチンの免疫原性を改善するために,抗原の発現と分泌を増加させるために,tPAシグナル配列を導入した。tPAシグナル配列のないAg85B TB10.4融合蛋白質を発現する二組換え体MVAベクターを構築し,検証した。マウスにおける相同プライム-ブースト投与レジメン後,抗原特異的抗体とサイトカイン(例えば,IFN-γ,TNF-α,IL-5,IL-6)のレベルと活性化T細胞の割合はtPAシグナル配列により有意に増加することが分かった。しかし,二組換え体MVA免疫群で平均IgG2A/IgG1比は類似していた。著者らの本研究は,tPAシグナル配列はTh1およびTh2免疫応答のバランスを変えることなく,TBに対するMVAにもとづくワクチンの免疫原性を増強することを示した。tPAシグナル配列は良好な免疫効果を提供するためにMVAベクターに基づくワクチンに応用できる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  感染免疫 

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