文献
J-GLOBAL ID:201702225475006847   整理番号:17A1830417

慢性閉塞性肺疾患,ぜん息慢性閉塞性肺疾患Overlap症候群と気管支ぜん息の日本人患者の血漿における抗酸化栄養素【Powered by NICT】

Antioxidant nutrients in plasma of Japanese patients with chronic obstructive pulmonary disease, asthma-COPD overlap syndrome and bronchial asthma
著者 (16件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 915-924  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2537A  ISSN: 1752-6981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:日本における肺疾患患者からの血しょう中のビタミンC(アスコルビン酸),ビタミンE(α-トコフェロール),レチノール及びカロチノイドのような抗酸化栄養素を調べたこれまでの研究はほとんどない。慢性閉塞性肺疾患(COPD),喘息COPDオーバラップした症候群(ACOS)および/または気管支ぜん息(BA)の日本人患者の血しょう中のビタミンC,ビタミンE,レチノールおよび種々のカロチノイドのような抗酸化栄養素の役割を明らかにするために,健常高齢者と比較した。【方法】アスコルビン酸(AA),カロチノイド(ルテイン,ゼアキサンチン,β-クリプトキサンチン,α-カロテン,β-カロテン及びリコペン),血しょう中のレチノールとα-トコフェロール濃度は高速液体クロマトグラフィーを用いて決定した。還元グルタチオン(GSH),全血中の酸化型グルタチオン(GSSG)と尿中8-OHdGを測定した。COPD被験者の【結果】プラズマAAレベルは健常高齢者のそれより有意に低かった。逆に,ACOSとBA被検者は健常高齢者と有意の差を示さなかった。,血しょうリコペン及び総カロチノイドレベルと血液中のGSH含量は健常高齢者におけるそれらよりもCOPD患者で有意に低かった。しかし,GSSG,GSH/GSSG比および尿中8-OHdGのような他の酸化還元マーカーは,健常高齢者と比較してCOPD,ACOSとBAの間に有意な差を認めなかった。【結論】これらの結果は,日本人患者のCOPDは抗酸化栄養素の不足,特にAAとリコペンのGSHから誘導された酸化ストレスのために発生するかもしれないこれはACOSとBAの両方におけるケースでないかもしれないことが示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の疾患  ,  ビタミンC 

前のページに戻る