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J-GLOBAL ID：201702225610765270   整理番号：17A1612729

増殖非依存型バイオプロセスを用いたバイオリファイナリー

著者 (2件)： 清水雅士 (Green Earth Inst.) ,  乾将行 (RITE)
資料名： 酵素工学ニュース  (Enzyme Engineering News)
号： 78  ページ： 19-22  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： L1121A  ISSN： 0911-9957  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非可食バイオマスを利用する際に必要となる混合糖同時利用や発酵阻害物質耐性などの技術を装備した唯一の高生産バイオプロセスである増殖非依存型バイオプロセス関して,実験室レベルでの試験の概要と実用化に向けた取組みについて述べた。初めに,Corynebacterium glutamicumを用いた増殖非依存型バイオプロセスをコア技術としたバイオリファイナリーの研究について紹介した。続いて,将来展望に関して,現在のバイオリファイナリーは石油リファイナリーに比べると競争力が高いとは言い難いが,環境負荷軽減を求める声が日増しに高まっており,技術革新と価値観の変化に伴い競争力が付くと述べた。

シソーラス用語： Corynebacterium ,  *バイオテクノロジー ,  独立性 ,  *生産工程 ,  石油留分 ,  環境保全 ,  バイオマス ,  アミノ酸代謝 ,  技術展望 ,  生物燃料
準シソーラス用語： Corynebacterium glutamicum ,  *バイオリファイナリー ,  非依存性 ,  *バイオプロセス ,  地球環境保全 ,  非可食性バイオマス ,  *増殖非依存型バイオプロセス

分類 (3件)： 微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  各種有機化合物の製造  (YD02000V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (8件)：

• Biotechnology Innovation Organization Report 2016 https://www.bio.org/advancing-biobased-economy-renewable-chemical-biorefinery-commercialization-progress-and-market
• Inui, M., Murakami, S., Okino, S., Kawaguchi, H., Vertes, A. A. and Yukawa, H., J. Mol. Microbiol. Biotechnol., 7: 182-196 (2004).
• Sakai, S., Tsuchida, Y., Nakamoto, H., Okino, S., Ichihashi, O., Kawaguchi, H., Watanabe, T., Inui, M. and Yukawa, H., Appl. Environ. Microbiol., 73: 2349-2353 (2007).
• Jojima, T., Noburyu, R., Sasaki, M., Tajima, T., Suda, M., Yukawa, H. and Inui, M., Appl. Microbiol. Biotechnol., 99: 1165-1172 (2015).
• Yamamoto, S., Gunji, W., Suzuki, H., Toda, H., Suda, M., Jojima, T., Inui, M. and Yukawa, H., Appl. Environ. Microbiol., 78: 4447-4457 (2012).

タイトルに関連する用語 (4件)： 増殖 ,  非依存 ,  バイオプロセス ,  バイオリファイナリー