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J-GLOBAL ID：201702225683823196   整理番号：17A0186415

エテンスルホニルフルオリド(ESF):キログラム規模調製のための水上操作

Ethenesulfonyl Fluoride (ESF): An On-Water Procedure for the Kilogram-Scale Preparation

著者 (3件)： ZHENG Qinheng (Scripps Res. Inst., California, USA) ,  DONG Jiajia (Scripps Res. Inst., California, USA) ,  SHARPLESS K. Barry (Scripps Res. Inst., California, USA)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 81  号： 22  ページ： 11360-11362  発行年： 2016年11月18日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ESFは,直接スルホニルフルオリド基に結合したビニル部位からなり,染料,機能材料,医薬品などに,そのMichael受容体としての優れた反応性から,広く使用されている。本報では,入手容易な2-クロロエタンスルホニルクロリドから,二段階でESFに変換する,製造コストを下げた水上操作による合成について述べた。最初に,2-クロロエテンスルホニルフルオリドを,ほとんど飽和のフッ化水素カリウム溶液を用いて,スルホニルクロリド-フルオリド交換により得た。次に,水溶液中のMgO媒介脱離反応(脱塩化水素)によりESFを得た。このニ段階反応により,ESFの,キログラム規模における高収率の調製が可能に成った。

シソーラス用語： 化学合成 ,  分子構造 ,  *脂肪族化合物 ,  スルホニルハロゲニド ,  *フッ化物 ,  塩化物 ,  交換反応 ,  カリウム化合物 ,  フッ化水素塩 ,  酸化マグネシウム ,  *脱離反応 ,  不均一系反応 ,  水上 ,  塩基触媒反応
準シソーラス用語： *エテン誘導体 ,  クロリド ,  *フルオリド ,  界面反応

分類 (2件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  アルケン  (CF03030T)

物質索引 (3件)： (2-クロロエチル)クロロスルホン ,  (2-クロロエチル)フルオロスルホン ,  ビニルフルオロスルホン

タイトルに関連する用語 (3件)： 規模 ,  調製 ,  水上