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J-GLOBAL ID：201702225774551030   整理番号：17A1480340

ハンチントン病マウスモデルにおける酢酸グラチラマーの有益な効果:BDNF上昇と免疫調節機構の証拠【Powered by NICT】

Beneficial effects of glatiramer acetate in Huntington’s disease mouse models: Evidence for BDNF-elevating and immunomodulatory mechanisms

著者 (6件)： Corey-Bloom Jody (Department of Neurosciences, University of California, San Diego, CA, USA) ,  Aikin Alaina M. (Department of Neuroscience, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA) ,  Gutierrez Ashley M. (Department of Neuroscience, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA) ,  Nadhem Jwan S. (Department of Neuroscience, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA) ,  Howell Taylor L. (Department of Neuroscience, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA) ,  Thomas Elizabeth A. (Department of Neuroscience, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA)
資料名： Brain Research  (Brain Research)
巻： 1673  ページ： 102-110  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0705B  ISSN： 0006-8993  CODEN： BRREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハンチントン病(HD)は,硬化といくつかの治療選択肢を持たない致命的な神経変性運動障害である。これら前臨床試験では,二種類の異なるHDマウスモデルにおいて,MSのための初回療法として用いたFDA承認薬,酢酸グラチラマー(GA,コパキソン)の慢性投与の影響を試験し,薬効の作用の潜在的機構を検討した。CAG140ノックインとN171 82Qトランスジェニックマウスのグループは1年までの年齢(CAG140ノックインマウス)または20週間(N171 82Qマウス)のGAで処理した。GA処理は開始を遅延させ,両マウスモデルにおけるHD行動症状の重症度を減少する種々の行動アッセイは,薬剤処理の過程で測定した。GAの有益な作用は,プロモーターI及びIV駆動脳由来神経栄養因子(BDNF)発現レベルの上昇と関連しており,特に,サイトカインレベルの低下はIL4とIL12をinterleukins,HDマウスの脳における。さらに,BDNF,IL4とIL12レベルのGA誘導効果は,薬剤処理マウスとラットの血漿で検出され,治療有効性の末梢バイオマーカーとしての有用性を示唆した。これらの前臨床研究は,HD患者のための適切な臨床治療としてGAの使用を支持する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： インターロイキン4 ,  長期投与 ,  *BDNF ,  バイオマーカー ,  *Huntington病 ,  血漿 ,  トランスジェニックマウス ,  患者 ,  プロモーター領域 ,  治療法
準シソーラス用語： 臨床効果 ,  インターロイキン12 ,  ノックインマウス ,  神経変性 ,  *マウスモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ハンチンチン ,  治療 ,  Striatum

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ハンチントン病 ,  マウスモデル ,  酢酸グラチラマー ,  BDNF ,  免疫調節 ,  証拠