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J-GLOBAL ID:201702225779316553   整理番号:17A1961348

6-ヒドロキシ-3-O-メチル ケンペロール6-O-グルコピラノシドは肝細胞癌細胞におけるSOCS3を阻害することによるJAK/STATシグナル伝達の活性化を促進することによりインターフェロンα/βの抗増殖効果を増強する【Powered by NICT】

6-Hydroxy-3-O-methyl-kaempferol 6-O-glucopyranoside potentiates the anti-proliferative effect of interferon α/β by promoting activation of the JAK/STAT signaling by inhibiting SOCS3 in hepatocellular carcinoma cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 336  ページ: 31-39  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サイトカインシグナル伝達の抑制遺伝子3(SOCS3)はI型インターフェロン(IFN α/β)シグナル伝達の重要な負の調節因子である。小分子によるSOCS3の阻害はI型IFNの有効性を高め,副作用を低減するための新しい戦略である可能性がある。ルシフェラーゼレポーター活性はインターフェロンα刺激応答配列(ISRE)によって推進したプラスミドを安定にトランスフェクトしたヒト肝細胞癌H epG2細胞を用いた細胞に基づくスクリーニングアッセイ,Janusキナーゼ/シグナルトランスデューサーと転写活性化剤(JAK/STAT)経路のI型IFN誘発活性化により特異的に認識されるモチーフを確立した。我々の化学ライブラリーをスクリーニングした後,6-ヒドロキシ-3-O-メチル ケンペロール6-O-グルコピラノシド(K6G)はEC_50値3.33±0.04μMのI型IFNの強力な活性化因子であることを確認した。K6GはJAK1,Tyk2,STAT1/2のりん酸化を増強したが,STAT3のリン酸化を減少させた。K6Gは,内因性IFNα調節遺伝子発現を促進した。より興味深いことに,K6GはSOCS1の発現に影響することなくSOCS3の発現を有意に減少させた。K6Gは肝細胞癌(HCC)細胞に及ぼすIFN-αの抗増殖効果を増強した。これらの結果は,K6GはSOCS3の発現を阻害することによりJAK/STATシグナル伝達経路の活性化を介してH CC細胞増殖に与えるIFN αの阻害効果を増強したことを示唆した。K6GはIFN-α/βの有効性を強化するための新たな治療法として更なる研究を正当化する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の毒性  ,  金属及び金属化合物の毒性 
タイトルに関連する用語 (13件):
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