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J-GLOBAL ID:201702225820875218   整理番号:17A0501217

社会資本整備の厚生効果と地域住民の意識~石垣島と宮古島との比較を通じた検証~

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号: 60  ページ: 175-182  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: L0480A  ISSN: 0387-3137  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石垣島と宮古島における空港や橋梁等の社会資本整備による厚生効果(居住性)について地価関数をもとに推計した。推計方法はキャピタリゼーション仮説を基にヘドニック地価関数についてアンバランスパネルによる推計を行った。推計期間は1985年から2016年である。推計にあたっては,ハウスマン検定によりモデルを特定した。次に,地域住民の意識と地価との関係について推計を行った。地元住民の意識変数として「県民意識調査」の県民の長所・短所を用いた。分析の結果,空港の存在は両島とも居住性を高めていることを確認できた。ただし,石垣島での新空港建設に伴う自然環境の悪化の影響は大きく,地価にもマイナスの価値を与えていると確認できた。しかし,宮古島では環境悪化につながる橋梁建設は反対運動が起こらず,建設は滞りなく進められた。このように両島の社会資本整備における環境の変化の効果は,地域住民の意識の違いにあると考えられると述べた。
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分類 (1件):
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都市計画一般,都市経済学 
引用文献 (7件):
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