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J-GLOBAL ID：201702225828971813   整理番号：17A0972056

非標的メタボロミクスは抗生物質摂動に対するマルチレベル応答【Powered by NICT】

Nontargeted Metabolomics Reveals the Multilevel Response to Antibiotic Perturbations

著者 (4件)： Zampieri Mattia (Institute of Molecular Systems Biology, ETH Zuerich, 8093 Zuerich, Switzerland) ,  Zimmermann Michael (Institute of Molecular Systems Biology, ETH Zuerich, 8093 Zuerich, Switzerland) ,  Claassen Manfred (Institute of Molecular Systems Biology, ETH Zuerich, 8093 Zuerich, Switzerland) ,  Sauer Uwe (Institute of Molecular Systems Biology, ETH Zuerich, 8093 Zuerich, Switzerland)
資料名： Cell Reports  (Cell Reports)
巻： 19  号： 6  ページ： 1214-1228  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3124A  ISSN： 2211-1247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物は抗菌薬の殺菌作用を回避における顕著な能力を示し,細菌感染症の治療は緊急の世界的課題であることを示した。抗菌剤への初期の細菌応答の理解抗生物質に対する固有の耐性機構を明らかにし,代替と従来の治療戦略を示唆するかもしれない。ここでは,質量分析に基づくメタボロミクスを用いて様々な抗生物質摂動のに対する大腸菌の代謝応答をモニターした。急速代謝変化は作用の薬物機構を反映し,抗菌剤に応答して一次応力を仲介する代謝の積極的な役割を明らかにすることができることを示した。悪化クロラムフェニコール毒性におけるアンモニウム不均衡とキノロン系抗生物質に応答してGyrAの即時転写アップレギュレーションにデオキシチミジン5′-二りん酸(dTDP)-ラムノース合成の必須機能の役割を明らかにした。著者らの結果は,抗生物質処理に対する細菌応答を妨害し,生存のための確率と抗生物質耐性の発生を低減するための魅力的な標的としての細菌代謝を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 治療計画 ,  細菌感染症 ,  質量分析 ,  細菌 ,  *抗生物質 ,  キノロン系抗細菌薬 ,  大腸菌 ,  毒性 ,  *摂動 ,  アップレギュレーション ,  代謝 ,  殺菌作用 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  有機塩素化合物 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： 耐性機構 ,  *メタボロミクス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： E.coli ,  抗生物質応答 ,  メタボロミクス ,  抗生物質耐性 ,  dTDP-ラムノース ,  アンモニウム不均衡 ,  キノロン ,  クロラムフェニコール

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

物質索引 (1件)： クロラムフェニコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 標的 ,  メタボロミクス ,  抗生物質 ,  摂動 ,  マルチレベル ,  応答