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J-GLOBAL ID:201702225843231861   整理番号:17A0590556

12-ヒドロキシステアリン酸の鉱物油溶液に担持されたカルボニル鉄粒子のレオロジー応答

The rheological response of carbonyl iron particles suspended in mineral oil solution of 12-hydroxy stearic acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 515-524  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: D0428A  ISSN: 0148-6055  CODEN: JORHD2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,12-ヒドロキシステアリン酸(12-HSA)油溶液をキャリアとするカルボニル鉄粒子に基づく磁気レオロジー流体(MRF)を調製した。チキソトロピック挙動はもちろん,粘性,降伏,磁気ヒステリシス,動的モジュールを含む磁気レオロジー流体のレオロジー性能を磁気装置を備えた回転レオメータを用いて調べた。12-HSAは磁場のないときにオフ状態粘性と剪断応力の増大を引き起こし,懸濁液中で成長するゲル構造を示すことを見出した。磁場誘起粒子構造と結びつくこのゲルネットワークはかなりの降伏応力と動的モジュラスを生み出した。ヒステリシス試験によって,このゲル状ネットワークは磁場を取り除いた後に集合構造を保持するある効果を有していることを実証した。動的振動試験から,12-HSAに基づくMRFは磁場が存在しないときには固体的性質を呈することが分かった。プラトー値G’の磁場依存性は自然対数の関係を示した。チキソトロピーに関しては,12-HSA溶液基MRFにおいてゲルネットワークの制限のためにより長い回復進行を観測した。沈殿測定により,強い綿状化が12-HSAによって形成され,懸濁液の安定性が増強されることが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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磁性流体  ,  石油と石油製品の性質,分析,試験 
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