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J-GLOBAL ID:201702225850725869   整理番号:17A0255107

慢性睡眠制限ラットにおいて循環脂肪の減少は膵島機能不全に関連する

Decrease in Circulating Fatty Acids Is Associated with Islet Dysfunction in Chronically Sleep-Restricted Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究では,睡眠制限によって誘発される環境ストレスは異常代謝に関連していることが示されているが,根本的な機構は殆ど理解されていない。本研究では,慢性睡眠制限ラットで起こり得る脂質およびグルコース代謝パターンを調べた。睡眠制限ラットでは,食物摂取量の変化なしに体重が減少し,エネルギー消費が増加した。血清中の代謝物に対する慢性睡眠障害の影響を,1H NMRメタボロミクスおよびGC-FID/MS分析を用いて調べた。6種の代謝産物(リポ蛋白質,トリグリセリド,イソロイシン,バリン,コリンおよびホスホリルコリン)は有意な変化を示し,全ての脂肪酸成分が減少した。この結果は,睡眠喪失後に脂肪酸代謝が損なわれたことを示唆する。さらに,睡眠拘束ラットでは,血糖値の上昇,血清インスリンの低下,耐糖能の低下および膵島のグルコース刺激インスリン分泌の低下が観察された。インスリン分泌の膵島機能は,食餌脂肪を睡眠障害ラットで増加させることにより部分的に回復させることができ,睡眠不全誘発環境ストレス下で循環脂肪酸の減少が膵島機能障害と関連していることを示唆した。この研究は,不十分な睡眠と脂質/グルコース代謝との関係に関する新しい視点を提供し,健康的な生活習慣においてストレスの原因となる多ストレスの難題の役割についての洞察を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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動物生理一般  ,  予防医学一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  脂質の代謝と栄養 
物質索引 (4件):
物質索引
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