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J-GLOBAL ID:201702225868065174   整理番号:17A0570504

β-アミラーゼ活性が極めて高い二条大麦HQ10の育成と高品質安定栽培法

A new barley cultivar ‘HQ10’ with extremely high β-Amylase activity and high quality cultivation characteristics
著者 (53件):
資料名:
号: 75  ページ: 1-12  発行年: 2017年03月24日 
JST資料番号: Y0412A  ISSN: 0388-9270  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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HQ10(旧系統名:栃木二条48号)は,「極高ジアスターゼ力,原麦β-アミラーゼ活性極高」を育種目標に,1997年に「関東二条32号/3/<大系HG32/2/<大系HC15/四R系1363>(F1)>(F4)」の組合せから育成した。HQ10は,麦芽のジアスターゼ力および原麦β-アミラーゼ活性が既存品種の約2.5倍から4倍と極めて高い。オオムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子rym3とrym5を集積し,国内全てのオオムギ縞萎縮ウイルス系統I~V型に抵抗性である。子実重,整粒重,整粒歩合は,主導品種のサチホゴールデンより低く,容積重も軽く,千粒重も小さく20%以上低収である。サチホゴールデンに比べて,ジアスターゼ力および最終発酵度は高いが,水感受性,麦芽エキスが低く,総じて麦芽・醸造品質は劣る。また,既存品種に比べて穀粒硬度は硬く,搗精時間が長く,搗精白度は低く,砕粒率は10%以上高く,総じて精麦特性は劣る。HQ10は出穂後の追肥により,さらにβ-アミラーゼ活性が向上すること,タマイズミ専用などの肥効調節型肥料を用いた基肥一発の施肥体系によって,出穂後の追肥と同様にβ-アミラーゼ活性の向上に効果があるとともに整粒歩合や千粒重が増加することを明らかにした。(著者抄録)
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作物の品種  ,  麦 
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