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J-GLOBAL ID：201702225877016825   整理番号：17A0960434

北海道農業における担い手確保問題と集落機能について 北海道における集落対策の課題

著者 (1件)： 柳村俊介 (北大 大学院農学研究院)
資料名： 地域と農業
号： 106  ページ： 53-58  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： L7529A  ISSN： 0917-3889  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道地域農業研究所では,2013年度から農村集落問題の調査研究を進めてきた。本稿では,北海道における集落対策の課題について紹介する。2013~16年度に取り組んできた対策のうち,最も大きな力を注いだのが集落総合対策モデル事業と集落維持活性化支援事業である。北海道の農村集落は,散居制であるとともに,農業経営者を中心とする農事組合型の集落を形成している。この特質は,農業開発には好都合であるが,過疎化が進むと集落の維持が困難となり,集落再生のモデルを想定することが困難となる。北海道における集落再生は,「公助を前提としない共助」のシステムへといかに移行するかにかかっている。

シソーラス用語： 北海道 ,  *農業 ,  *集落 ,  再生 ,  経営者 ,  助成 ,  モデル
準シソーラス用語： 共助 ,  集落再生 ,  農業経営者 ,  農村集落

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 北海道 ,  農業 ,  担い手 ,  問題 ,  集落 ,  対策