文献
J-GLOBAL ID:201702225909414771   整理番号:17A1092959

異なる成長段階での植物根における無機元素含量に影響するビスフェノールAの経路【Powered by NICT】

A pathway of bisphenol A affecting mineral element contents in plant roots at different growth stages
著者 (9件):
資料名:
巻: 135  ページ: 115-122  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
環境内分泌撹乱物質,ビスフェノールA(BPA)は重要な工業原料である。BPAの広範な利用は,環境へのBPA放出のリスクを増加しており,新たな環境汚染物質になってきた。本研究では,異なる成長段階におけるダイズ根のこの新しい汚染物質の生態学的有害作用は無機元素(P,K,CaおよびMg)の含有量を決定し,根の活性と臨界呼吸酵素(ヘキソキナーゼ,ホスホフルクトキナーゼ,ピルビン酸キナーゼ,及びイソクエン酸デヒドロゲナーゼ)の活性を解析することにより調べた。著者らの結果は,BPAの低用量(1.5mg/L)は異なる成長段階におけるダイズ根におけるP,K,Mg,Caのレベルを増加させたことを明らかにした。一方,BPAの高用量(6.0と12.0mg/L)は,P,K,およびMg含有量のレベルを投与量依存様式で低下した。BPAはダイズ根中のCaの含量に及ぼす促進効果を有していた。同期観測はBPAへの前述の二重応答も根活性と呼吸酵素活性で観察されたことを示した。異なる成長段階におけるダイズ根における無機元素含量,根活性および呼吸酵素活性に及ぼすBPAの影響は次の順であった:開花と結きょう期>登熟段階>幼苗期(鉱物元素含有量)幼苗期>開花と結きょう期>登熟段階(根活性と呼吸酵素活性)。一言で言えば,BPA汚染に対する植物根活性と呼吸酵素活性の応答は植物の根における無機元素含量に影響するBPAの経路である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る