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J-GLOBAL ID:201702225959075204   整理番号:17A0896158

忌避的刺激の情動的処理における注意バイアスサブグループについての先験的存在に関する証拠

Evidence for a Priori Existence of Attentional Bias Subgroups in Emotional Processing of Aversive Stimuli
著者 (5件):
資料名:
巻: 2017  号: May  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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痛覚関連情報に対する注意バイアスの個人差は殆ど知られていないが,これが痛覚処理と手術後の痛みの個人差に関連するので,多くの知識が必要である。本研究では回避行動と警戒行動に特に焦点をあてて,痛覚関連情報に対する注意のバイアスとEEGの関連を調べた。41人の被験者がドットプローブ課題で,中立的単語と痛覚関連単語を使って,中立的,合同的,非合同的,2重試行を行った。EEGを記録して,単語処理フェーズとドット後フェーズのERPを生成した。注意バイアス(ポジティブ[痛覚関連語に向かう]かネガティブ[それから逃避する]か)に従って,被験者を2群に分けた。t-プロファイルを用いて,2群で有意に異なる4つの潜時ウィンドウが同定された。単語処理フェーズでは,これらの潜時ウィンドウがP1-N1ドメインとP3bに一致する領域に対応していたが,ドット後フェーズの潜時ウィンドウはP200とP3bの領域に対応していた。2群は合同的,非合同的,2重試行で異なっていたが,興味深いことに中立的思考でも異なっていた。最も大事なことは,ネガティブバイアスを示す群では,P3bに関係する単語フェーズ領域が減少していたことである。P3Bを含む初期と後期の注意コンポーネントに関する偏向は,提案された応答評価処理の時間フレーム内でのポジティブな偏向同様,群間で異なっていた。本研究では,ERPの違いを示すことで健常者に異なる注意バイアスのあることを示した。また,神経試行処理の違いも示し,単語処理の基本的違いの存在が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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