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J-GLOBAL ID：201702225990305138   整理番号：17A1206750

Medicago truncatula ABCG10は,メジカルピン生合成経路における4-クマル酸とリキリチゲニンのトランスポーターである。

Medicago truncatula ABCG10 is a transporter of 4-coumarate and liquiritigenin in the medicarpin biosynthetic pathway

著者 (8件)： BIALA Wanda (Inst. Bioorganic Chemistry, Polish Acad. Sci., Poznan, POL) ,  BIALA Wanda (Poznan Univ. Life Sci., Poznan, POL) ,  BANASIAK Joanna (Inst. Bioorganic Chemistry, Polish Acad. Sci., Poznan, POL) ,  KARZYNIAK Karolina (Inst. Bioorganic Chemistry, Polish Acad. Sci., Poznan, POL) ,  KARZYNIAK Karolina (Poznan Univ. Life Sci., Poznan, POL) ,  PAWELA Aleksandra (Inst. Bioorganic Chemistry, Polish Acad. Sci., Poznan, POL) ,  JASINSKI Michal (Inst. Bioorganic Chemistry, Polish Acad. Sci., Poznan, POL) ,  JASINSKI Michal (Poznan Univ. Life Sci., Poznan, POL)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 68  号： 12  ページ： 3231-3241  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マメ科Medicago truncatula(タルウマゴヤシ)のABCG10蛋白質は,フェニルプロパノイド系のフィトアレキシンであるメジカルピンの新規生合成を調節することがわかっている。本研究では,MtABCG10蛋白質の特性解析を行った。その結果,メジカルピン生合成の障害は,フェニルプロパノイド経路初期の前駆体4-クマル酸とイソフラボノイド系のホルモノネチンの処理によって部分的に回避できることが示された。MtABCG10は,フェニルプロパノイド経路で重要な分岐点になる分子の4-クマル酸とリキリチゲニンの膜輸送に関与していることが明らかとなった。こうした結果から,MtABCG10は,メジカルピン前駆体の4-クマル酸とリキリチゲニンのトランスポーターであることが示唆された。

シソーラス用語： ウマゴヤシ属 ,  *フィトアレキシン ,  *ABC輸送体 ,  ストレス ,  膜輸送 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ケトン ,  フラボノイド ,  イソフラボノイド ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： ABCトランスポーター ,  Medicago truncatula ,  フェニルプロパノイド経路 ,  生物的ストレス

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

物質索引 (4件)： 4-クマル酸 ,  メジカルピン ,  リキリチゲニン ,  ホルモノネチン

タイトルに関連する用語 (6件)： Medicago ,  メジカルピン ,  生合成経路 ,  4-クマル酸 ,  リキリチゲニン ,  トランスポーター